社会福祉技術支援・人材センター

社会福祉技術支援・人材センターについて

日本社会事業大学社会事業研究所では、2012年社会福祉先端技術開発センターを設立し、2017年より、社会福祉技術支援・人材センターに名称を改め、社会事業研究所の社会的使命として、社会福祉学の様々な領域の抱えている課題性の先端の潮流を踏まえ、常に検討すべき問題、課題を発見し、掘り下げ、最先端の方法論を駆使して、一つひとつ丁寧に実証し、理論構築していく研究を先導することが求められています。たとえば、様々な社会福祉プログラムの評価、評価ツールの開発、生活保護家庭等への支援をする専門家の養成、多方面にわたる福祉援助・支援者のスーパーヴィジョンの在り方、施設・機関職員の支援体制の在り方、様々な課題を抱えた、あるいは特別なニーズを持った高齢者・障害者・子どもへの支援技術の開発の検討など社会福祉学を取り巻く状況は、常に、その問題・課題の先端を見据えたうえで展開しなければならないと考えています。また、介護福祉学の分野においても、介護福祉の基本概念の検討や介護先端技術の検討と標準化が喫緊の課題として求められています。 

以上のことをふまえ、社会事業研究所内に、先端技術及び実践教育プログラムを検討し、新たに開発・普及の推進を図るため、『社会福祉技術支援・人材センター』を設置しました。

社会事業研究所長 木村 容子